舞阪漁港底曳き漁の赤い靴 アカグツ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2024年04月08日 06:30



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海に繋がる浜名湖は潮の満ち干を利用して海の魚が泳ぎ入り育つ、海ともいえる湖です。

舞阪漁港の底曳き漁の漁期は昨年9月から来月5月15日まで、200mもの深海に網曳く底曳き網には深海の珍しい魚が混ざります。

今朝の紹介は舞阪漁港の赤い靴ことアカグツです。



この写真を見て何の仲間かわかればなかなかの通、アカグツはアンコウの仲間です。

アンコウの特徴は大きな体にチョコンと小さな尾、両側にヒレが飛び出しています。お馴染みのアンコウのように鋭い歯は持たないアカグツは身を護るためでしょう鋭いトゲを持っています。



形を知れば魚の分類が分かってくる。お魚研究家の「ぼうずこんにゃく」さんによれば分類は「顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区正骨下区側棘上目アンコウ目アカグツ亜目アカグツ科アカグツ属」だそうです。

アンコウの仲間のアカグツ、こんなかわいい深海の秘密にも出会える底曳き漁です。

南浜名湖あそび隊!

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