浜名湖雄踏港 ヤドカリ運ぶ漁師さんの心 浜名湖生き物みつけ隊!

イチロー@南浜名湖.com編集長

2021年05月26日 07:30



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の生き物が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

浜名湖の幸が水揚げされる港のひとつ、浜名漁港雄踏支所こと雄踏港には魚やカニやエビが多く水揚げされる港、その漁果と共に漁師さんは子供たちへのプレゼントを運んできます。

浜名湖に棲む大きなヤドカリです。

雄踏港へ水揚げする漁師さんの多くは浜名湖伝統の小型定置網「角立て網(かくだてあみ)」で漁する漁師さんです。
網には魚やカニやエビと共に、なんと大きなヤドカリもかかります。

浜名湖に棲むアカニシの殻に棲むほどの大きなヤドカリは網などを上り網にかかり動けなくなった魚や死んだ魚を食べています。



漁師さんたちはさまざまな漁に混ざってかかった珍しい浜名湖の生き物を、弁天島渚園にある小さな水族館、浜名湖体験学習施設ウォットへと寄贈しています。

市場の仮生け簀にはウォットへの寄贈用の網があり、その中へ放てばウォットの職員さんが回収に来てくれます。

漁師さんが寄せたヤドカリや珍しい魚やカニ、エビなどはウォットに展示され、浜名湖を訪れる多くの子供たちに浜名湖の生き物として紹介されています。



海につながっていることから魚だけでも700種を越える豊かさを持つ浜名湖、海の生き物を誰よりも知る漁師さんが力を合わせて浜名湖の生き物を紹介する展示を手伝っている。

岸からは見ることも手にとることもできない珍しい生き物が市場を経由して展示されています。

漁師さんの集まる市場は漁師さんの気持ち集めてそんな役割も担っているのです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん



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※イチコロ.netから改名しました。

昨年は体のメンテナンスのため入院・手術・静養などを行い、現在はリハビリ中、入院・療養生活をプラス思考で学びと感謝の毎日に変えるあるあるを紹介しています。

今朝のお話は「健康へ毎日投稿のルーチン」と「最後の術後抗がん剤投与へ」です。

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イチロー的こころ

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