62歳は舞阪・浜名湖では中堅、病棟では若い衆

イチロー@南浜名湖.com編集長

2020年05月05日 09:21



ていねいに生きていきたいと思います。

イチローというなからもお分かりのとおり、長男というものは比べる人がいないからボーッと生きているうちに歳を重ねてゆく。

さらに会社員として勤めあげたりもしないから歳相応を知らずに過ごし、同級生・同窓生が定年になったと聞いて「ハタ!」と歳を知る。
それも現実感がないから「そうか60になったか」などと言っている。

幸いなことに舞阪や雄踏・村櫛や鷲津など漁師さんが生涯活躍する自営だらけの町に通い、仕事していれば年齢など気にすることもないのです。

舞阪では80歳を過ぎて現役の漁師さんは多く、70代はさらに多く、60代などまだ中堅というところであります。
長男でなくとも60過ぎで年寄りなどと思うものはなく、言う人もおらず、いたわられもしないのです。

さて、生まれて初めて3か月にも及ぶ入院をした病棟(手術後はリハビリの毎日でしたから静養に近い)ではどうだったでしょう。

病院には確かに年寄りは多いもの、整形外科は半分はんぶんほど、それでも4人部屋では84歳・83歳の先輩と同世代2人の部屋で過ごしました。

病院では病名・苗字くらいまででそれ以上のプライバシーには触れないで仲良くする関係が築かれます。
そして大先輩から私は「おい!若い衆」と呼ばれていた。

漁師さんといれば62歳はまだまだ中堅、病棟暮らしでは若い衆と呼ばれる年齢なのだと知ることができるのです。

まだまだ年金までを数えるばかりの歳ではないのです。

関連記事