舞阪大太鼓祭り 舞阪の気風
10月11日、舞阪大太鼓祭り(岐佐神社祭典)は旧暦開催が現在も
守られています。(地域内の小中学校も休みとなります)
本祭りは旧暦9月15日の11日に開催されました。
早朝7:25分に出発した神輿渡御の列が太鼓の音に乗って進んで
いきます。
舞阪の家や土地は間口で課税されていた頃を今に伝えています。
間口は狭いながら奥行きが極めて長く、裏の路地にまで届く敷地
となっています。
岐佐神社すぐ近くの砂町会所を覗かせてもらえば、このように広
く裏まで続いています。
長い渡御の列が続く祭りの沿道の家々の多くが、掃き出し窓を大
きく開けて列を迎えています。
舞阪の人々には知り合いを接待する気風があります。
「寄っておくれ」と仲間の立ち寄りを迎えるのです。
エージ船長の知り合いの方が、私まで迎えていただきました。
「さあ 遠慮しないで」と飲み物やご馳走をすすめていただけま
した。
舞阪には「兄弟分」という子供の頃から仲間をつくり助け合うと
いう気風があります。
同年の仲間たちが一生を助け合って生きるすばらしき伝統があり
ます。
その席に着き、「また帰りに寄っておくれ(神輿の戻りは夜とな
る)」と声をかけて席を立ちます。
うれしい舞阪の気風を感じながらの渡御の列についていきます。
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