南浜名湖あそび隊！

浜名湖の特産といえば養殖うなぎ、日本最古のうなぎ養殖は現在の雄踏（ゆうとう）から始まっています。

そしてもうひとつの日本一の養殖漁業といえば舞阪の吹上地区にある服部中村養鼈場（はっとりなかむらようべつじょう）のスッポンです。

うなぎの養殖を養鰻（ようまん）と呼び、スッポンの養殖は養鼈（ようべつ）といいます。

浜名湖の雄踏市場などにはしばしば網にかかったスッポンが水揚げされます。
養殖のスッポンは2年ほどの大きさが使われますが、浜名湖で揚がるスッポンはさらに育っています。

大雨などで服部中村養鼈場から逃げて育ったものが水揚げされているといわれます。



スッポンの甲羅は他の亀よりやわらかく、英名ではSoft-shelled turtle（柔らかい甲羅を持つカメ）と呼ばれます。

不用意に扱うと長い首を伸ばして噛みつこうとしますが、こうして甲羅の後ろのほうを気をつけて持ち扱います。

もし噛まれたらもちろん雷が鳴るまで離さないなどということはありません。水に浸けてあげると口を離します。