舞阪港 脚と羽のある魚 ホウボウ

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん

舞阪港 脚と羽のある魚 ホウボウ

舞阪港のトラフグの水揚げ場、通称「問屋」には流海水を満たした
仮生け簀があります。
ここで冬はトラフグなどの活魚が、夏はワタリガニなどが活きがよい
まま保たれ、競りにかけられていきます。

その生け簀に冬には珍しい羽が美しい真っ赤な魚が泳いでいまし
た。

漁堅丸の中塩さんが揚げた「ホウボウ」です。

舞阪港 脚と羽のある魚 ホウボウ

このホウボウはトラフグ漁で獲れたもの、遠州灘の砂底に底はえ縄
を降ろして釣りあげるトラフグ漁では、トラフグの他にホウボウ、カレイ、
アマダイなどさまざまな魚が釣り上がってきます。

ホウボウは蝶のように美しい胸ビレを持っています。これを広げて泳
ぎますが、砂底で這うことがホウボウの大きな特徴です。

舞阪港 脚と羽のある魚 ホウボウ

ホウボウは羽のようになった胸ビレのうち三対がまるで脚のように変
化し、これで水底を這うのです。

冬の舞阪港にはあまり赤い魚は揚がりませんが、久々の羽と脚まで
持つホウボウが彩ってくれました。
頭が大きくてまるで犬のようにも見えるホウボウ、活魚のホウボウは
海で見るそのものの姿を見せてくれたのです。

ホウボウ類の話題はこちらです。

※取材協力:浜名漁協 漁堅丸



同じカテゴリー(舞阪港市場のお魚さん)の記事

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
舞阪港 脚と羽のある魚 ホウボウ
    コメント(0)