舞阪港のノドグロ アカムツのウオノエ

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舞阪港のノドグロ アカムツのウオノエ

南浜名湖は海の産地、今週はじまりは冬一番の寒さと荒れのため沖への漁は休漁となっていますが、出漁すれば冬の美魚が揃う舞阪港は賑わいます。

陸(おか)から見れば水平線辺りの300mもの深海に網を曳く一艘曳き底曳き漁の共榮丸が水揚げするのが真っ赤な魚です。
アカムツです。

アカムツはノドグロとも呼ばれ開いた口の中が真っ黒なことで知られますが、さて写真に奇妙なものが写っていることにお気づきでしょうか

舞阪港のノドグロ アカムツのウオノエ

ウオノエです。

アカムツなどの魚の口の中に入っているウオノエはエビの仲間、口の中にいるくらいですから寄生していますが、洋上で氷締めして運ばれる魚から離れで転げだし、市場で選別されるアカムツのまわりに落ちています。
短い脚でへばりつき、つぶらな目をしています。

「これは番い(つがい)で入っているんだぞ」と教えていただきましたが、大小二匹入っている場合があるそうです。

もちろんほとんどが転げだしてしまい、魚屋さんも取り除いてしまいますから流通で見ることはできません。
丸々としたアカムツには丸々としたウオノエが顔を出している。こんな生き物が深海の魚の口の中に棲んでいるのです。

※取材協力:浜名漁協 共榮丸
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共榮丸一艘曳き底曳き漁
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この記事へのコメント
きゃー、こんにちわ!してる 笑
Posted by PanheadPanhead at 2014年12月02日 11:26
Panheadさん、本当は見せちゃいけないような。
でも指にキュッと脚を立てるのが愛しいですよ
Posted by イチロー@南浜名湖.com編集長イチロー@南浜名湖.com編集長 at 2014年12月02日 16:48
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