南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、初夏の遠州灘沖で漁する「舞阪モチガツオ」
船団が午後一番の舞阪に活気を運んでいます。

この時期に舞阪の船団に合流するのが「西船」と呼ばれる和歌山の
カツオ船、舞阪港を基地に船で暮しながらカツオを獲っています。
その一艘「文誠丸」の文さんに、生活の場でもある船内を見せていた
だきました。



遠く和歌山からやってきて、遠い黒潮上まで航海しカツオを獲る文誠
丸のキャビンのルーフ上には衛星電話のアンテナがついています。
文誠丸は舞阪のほか、島周り、千葉の海まで遠征する船、遠く旅する
船には必要な装備です。



操舵コンソールの奥が文さんの暮らすスペース、1.5帖ほどの空間は
一人で寝るには充分なスペースです。
テレビなどの設備もあり、船に揺られながらゆっくりと眠れるというこ
とです。



部屋から入ってきた入口を見ています。
座ってすごしても高めの天井で狭い感じはしない空間です。
このほか、トイレやシャワーまで備える文誠丸は別に自転車を積んでい
ます。船で揃わないのはランドリーだけ、自転車で舞阪町内へと行くと
いうことです。

「トイレとシャワーは右舷にあるよ」

次回はこちらを紹介させていただきます。

※舞阪モチガツオ漁　西船「文誠丸」
※取材協力：浜名漁協　文誠丸（和歌山）

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