南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の幸が集まるところ、早朝よりの冷たく強い風をもの
ともせず舞阪の初ガツオ漁が黒潮の沖へと向かいました。

「今日のカツオは型がいいよ（大きいこと）」と競り落としたカツオを
運ぶのは舞阪（雄踏・鷲津）の仲買、丸小水産（まるこすいさん）の
ばあばです。

舞阪の初ガツオが「モチガツオ」と呼ばれるのは、黒潮の沖で曳き
縄で一匹づつ釣り、即締めてぶ厚いスポンジのベッドに寝かせ、
氷で冷やしながら水揚げまで傷なく鮮度を保つからです。



風の沖での操業を続けた初ガツオ船団の今日のチャンプは漁徳丸
の英治船長、数匹づつ入れたボウラ（青い水揚げ用の籠）を積み上
げて競り場へと運びます。



大切に持ち帰られた舞阪のモチガツオの美しさは別物、腹が七色に
輝き、キッチリと氷を効かせたモチガツオはパンッと弾けるように身が
丸く、尾ビレの手前でキュッとしまっています。

「舞阪のモチガツオを食べてよ」とばあばは満面の笑顔を見せてくれ
ました。

丸小水産（火曜定休）はこんなお店、マップはこちらです。

※取材協力：浜名漁協　漁徳丸英治船長　丸小水産のばあば

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