2012年05月17日
週末5月19日は「舞阪港えんばい朝市」

漁のために朝がとても早い町、舞阪のあの朝市がはじまります。
5月から8月まで毎月第三週の土曜日に開催される「舞阪港え
んばい朝市」が今週末の5月19日からはじまります。
「えんばい」とは舞阪の漁師さんの言葉で、獲れた魚をふるまう
ことを言います。舞阪の自慢の魚や、加工品を来場された舞阪
の魚ファンに安く提供しよう!という朝市です。
今年の出店は24軒と去年より3軒増えてますます賑やかに開催
を予定されています。

会場は「舞阪港のお魚さん」でおなじみの舞阪港、最寄のJR駅
はJR弁天島駅から徒歩15分位、港沿いの道を歩けばすぐそこ
です。
会場には駐車場がありませんので、弁天島海浜公園(終日400
円有料)に停めれば、会場入口で無料券をいただけます。

舞阪港の魚、干物や加工品など、舞阪の自慢を地元の店がず
らり並んで販売し、港のボランティアグループが揚げたて、焼き
たてのブースを出店します。
もちろん「目玉」は生しらす。
当日の朝、遠州灘で獲ったばかりの「生しらす」を販売します。
※当日の漁があること、漁模様がよいことで販売となります。
海が荒れた、漁がないなどの要素があります。
クーラーボックスなどを用意されると、たくさんのご馳走を新鮮
なままにお持ち帰りいただけます。
販売は7:30からとなっていますが、例年西区長の挨拶(7:00)
を合図に販売がはじまります。ズバリ!6時台のご来場をおす
すめいたします。
南浜名湖あそび隊!の昨年のレポートはこちら
今年はこちらに情報を掲載しております。

土曜日の朝は早朝6時台から舞阪港に集合!自慢の魚、加工
品、地産の野菜や花などをお買い求めください。
2012年05月17日
塩焼きでいくかい 舞阪肥後のクルマエビ

漁で朝が早い南浜名湖舞阪の町は、午後四時を過ぎればすっか
り今日の仕事は終わり、漁師さんも加工業者さんも晩酌タイムが
やってきます。
「今日はいいクルマエビが入ったよ」
JR弁天島駅から斜めに舞阪港方面へ、赤い弁天橋を渡れば左
先に見えて来るのが魚がうまい焼鳥肥後が赤い提灯を出してい
ます。

いよいよ初夏、浜名湖クルマエビの旬がやってきます。
飴色の体がくるりと丸くなれば、背の模様でまるで「車」のように
見える、ピンピンと跳ねる活きクルマエビはこの季節からの舞阪
の自慢のひとつです。

「今日はイサキもよいのが入ったよ」
肥後の生簀はカウンターの角にある海水水槽、その中に鯛と一
緒に泳ぐのは初夏の勢い魚イサキ、黄色いヒレの活魚が群れて
泳いでいます。

お客さんが来てから捌くのが舞阪のモチガツオ、肥後のオヤジ
さんの包丁の見せどころ、ギラリ光る皮つきのカツオは、もちろん
午後に目の前の舞阪港に揚がったばかりのものなのです。
これを時間をかけず、夕方に造って食うのが「モチガツオ」食いの
作法です。

そこへ浜名湖のあさりが到着、ゴロリゴロゴロと大きいあさりは五
月の貝、身が充実した今、楽しみたい浜名湖ならではのご馳走です。
さて、呑みますかと座ればよいところ、こうしてご案内を先とする。
南浜名湖で今晩の呑み処をお探しのみなさまにお知らせといたし
ます。
まだ充分に明るい舞阪、肥後のカウンターは早いものがちで埋まっ
てまいります。
2012年05月17日
舞阪駅近く 「竹常」2匹のうなぎがお出迎え

舞阪駅を通過すると車窓から、複数の浜名湖うなきの看板を
目にしながら、うなぎを、口一杯に頬張る妄想の世界に誘われます。
やはり浜名湖といえば、「うなぎ」ですね!
JR舞阪駅北口、電車から一際目立つ看板、昭和30年創業の老舗
浜名湖うなぎ問屋『竹常』さん
入口には、2匹の可愛い、うなぎがお出迎えてくれます。

お仕事中のお忙しい中、古橋社長、奥様、ブログでお馴染みのMIさん、
笑顔で迎えて下さいました。
産地に拘らず各地の旬のうなぎを仕入れ、養殖、加工、販売まで
行われてる会社です。

浜名湖うなぎ問屋『竹常』さんのお話は続きます。
取材協力:浜名湖うなぎ問屋 有限会社 竹常
TEL 053-592-0126
2012年05月17日
舞阪港カツオ漁 黒潮に開く長い手

「黒潮の本流が幹ならね、太い枝を持っている、枝潮というんだ」
枝潮に長く伸ばした長い手を広げる漁徳丸は底当たり(トリヤマ
などに頼らずに縄を曳くこと)で海を行きます。
カツオの群れは潮のどこかを横切ります。船は運と勘で走ります。
船の無線はひっきりなしに僚船の様子を伝え、漁徳丸は選んだ海
域を探ってゆく、カツオと漁徳丸の航路は今、クロスするかもしれな
いのです。

わずかの鳥が海を薙いで飛んでいきます。
釣れない時間は炸裂の瞬間を待つ時間です。
エージ船長と交わしたヒットがはじまる瞬間の名は「黒潮のカツオ
まつり」、一匹ヒットすれば、曳いている八本の縄は全てが踊り出す。
船長は船尾に走り、「見張り」は瞬間にカメラマンとなる、その瞬間
を舞っているのです。

そしてその瞬間は確実にやってくる。
「船長!」と呼ぶ瞬間に、もうエージ船長は縄を曳きはじめている。
「まつりだぁ!」、広角レンズを放り出し、定まらない腰で黒潮のうね
りをダンスして止め、望遠レンズでビリビリ震えながら縄に曳かれる
カツオを追う、定まらない間にカツオは縄を超えて突進し、潜行する。
汝、黒潮の子なり、黒潮の子は船長も同じ、腰を少し沈めて安定さ
せて縄を曳く、勝負をかける。
にわかカメラの子など、まるで相手にしないで「二人」は黒潮の勝負
をし、次の子は体を震わせながら「さあ次は俺だ」と暴れている。
黒潮のカツオまつりは最高潮となってゆく
※取材協力:漁徳丸
2012年05月17日
舞阪港しらす漁 漁の終わりは明日の始まり

早暁五時(取材は4/15でした)に舞阪港を出漁したシロコ船(しら
す漁船)第三冨士丸(網船=あみぶね 堀江利明船長)、第一冨
士丸(綱船=つなぶね=堀江船長のお父様)は舞阪港でしらす
を降ろし、明日の準備へと舵を切ります。
舞阪港は今切側がしらすの水揚げ場、奥が問屋と呼ばれる鮮魚
の水揚げ場になっています。舞阪港のカツオ船団が戻っています。

第一冨士丸は構内の浜名漁協製氷所にへさきを着け、明日のた
めの氷を積み込みます。
工場は氷を送る長い「鼻」を持っています。
その鼻先をカンコウに入れ、氷を満たしておくのです。

舞阪港に戻る間にも徹底清掃したはずのデッキやカンコウは、着け
場に戻ってからも清掃がはじまります。
使った道具、働いたデッキ、しらすを保存したカンコウは海水を流し
ながら今日の汚れを残さない、冨士丸はもう明日の漁をはじめてい
るのです。

それを当然のように繰り返し、明日獲るシロコのため、全てを輝くほ
どに磨きあげ、拭きあげ、流しあげてゆくのです。
到着と同時にはじまるこの作業を納得するまでくりかえし、一匹も今
日を残さないのです。

上から下へと掃除は続き、流された海水は全てを舐め取って海に還
っていきます。
最も大切に、鮮度をリレーするならば、毎日ピカピカ新品の船に乗っ
てゆくのです。

「舞阪港しらす漁 冨士丸」のカテゴリーをつくり、33回の連載となりま
したこの記事群は、舞阪のしらす加工の「丸昌河合商店」の河合さん
の競りから加工までを見せていただいたこと、からはじまります。
冨士丸への乗船には遠州灘の漁のさまざまを教えていただいている
漁徳丸のエージ船長のお口添えで実現したことでした。
そして快く迎えていただき、遠州灘広く操業する堀江利明船長に、乗
り子のマサアキさん、ミキサ、ヒロさん、ミチアキさんにさまざまに教え
ていただきながら憧れのシロコ(しらす)漁を経験できました。
全てのみなさまに感謝いたします。
舞阪の景気を左右する舞阪のしらす漁は、船に乗る男たちが、港であ
助ける女たちが、浜名漁協のみなさんが、加工業者のみなさまが、販
売店のみなさまがつくりあげる南浜名湖の自慢です。
舞阪の自慢、しらすを全国に伝えるお手伝いの一端になれば幸いです。
※取材協力:冨士丸
2012年05月17日
雄踏港 マゴチの刺し網

南浜名湖の四つの港、舞阪港と新居港は主に遠州灘の海の
もの、雄踏(ゆうとう)港と鷲津(わしづ)港は「浜名湖のもの」
を扱う港です。
雄踏港の市場は角だて網や刺し網漁を早朝に揚げ、早朝7時
半からはじまります。
舞阪港は朝からの漁果が午前遅く、午後一番頃に水揚げされ
都度競りが行われます。
雄踏市場で見事な「マゴチ」を見せていただきました。
コチは最近、ルアー釣りの対照ともされ、見事なサイズが揚が
っていますが、市場のマゴチはさらに大きなものがみられます。

先日のホシガレイと共にマゴチも刺し網で獲られています。
刺し網は午後にしかけておいた網に汐の干満で泳いできた魚
がからみ獲られて水揚げされています。
「やっぱり、揚げる時にはワクワクするよ」と漁師さん、「遠足の
前の晩みたいな感じだよ」
揚げる網に浜名湖の高級魚がかかる楽しさは、プロでもそんな
気持ちになる浜名湖の宝なのです。
「浜名湖もの」は市場から近隣の料理屋さんに卸されていきま
す。マゴチの旬、夏がやってきます。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所
2012年05月16日
さわやかウォーキング案内編(海浜公園~JR舞阪駅編)
<5/20(土)は、JR東海主催の、「さわやかウォーキング」が
弁天島駅スタート、舞阪駅ゴールのコースで実施されます。
タイトルは「舞阪の潮風と旧東海道歴史探訪」
チャリ旅案内人、初代弁天小僧・鈴木が一足先にご案内します。
弁天島大鳥居、今切口の景色を楽しみながら海浜公園を
散歩しましょう!
公園管理事務所近くには種田山頭火の歌碑もございます。
東側には公衆トイレがございます。

弁天橋を渡り、北雁木、脇本陣に向かいましょう。
左手に見える、鉄橋は一番鉄橋です。
橋を渡り、進みますと那須田又七顕彰碑がございます。

雁木とは、階段状の石畳を敷き詰めた渡船場、舞阪に当時
3つの雁木があり、北雁木は地位の高い者が利用。
本(中)雁木は武家用、南雁木は庶民用や荷物の積み下ろし
に利用されました。
現在は、北雁木のみが残ってます。

三叉路を左折すると、旧東海道往還通りに入ります。
右手に脇本陣がございます。

舞阪宿は、今切れの渡しでしか新居宿に行く事が出来なかった
ため天候等で渡れない時等のために、「御本陣」「相本陣」
「脇本陣」と三つあったとされてます。

江戸時代の中期ころ構築。
「見附」は見張所にあたる。諸侯の通行の際などには、石垣の
横に六尺棒を持った番人が立ち、人馬の出入りを監視すると
ともに、治安の維持などにあたったとされてます。
見附石垣横のの案内にそって、舞阪灯台、郷土資料館に
向かいます。

旧東海道往還通りを抜け、交差点を斜め左に折れますと
旧東海道松並木に入ります。

旧東海道松並木を散策しながら、喫茶店を目印に左に曲がり
ますとJR舞阪駅(南口)に到着します。

さわやかウォーキングのパンプレットからのコースを参考に
ご案内させていただきました。
当日は、弁天島駅で散策マップが配布されます。
ご案内にしたがって散策をお楽しみ下さい。
舞阪駅近くのお土産情報です。
浜名湖といえば、やはりうなぎですね。舞阪駅連絡橋を渡り
駅北口に浜名湖うなぎ問屋『竹常』さんがございます。
散歩の後のスタミナ補給、夕食に美味しいうなぎの白焼きは
いかがですか?
予め電話連絡をしておくとご指定の時間に用意してます。
浜名湖うなぎ問屋『竹常』
TEL 053-592-0126
お問合せ:JR東海テレフォンセンター
TEL 050-3772-3910(06:00~24:00年中無休)
2012年05月16日
舞阪港カツオ漁 泳ぎ誘う潜行板

舞阪からはるか南の洋上、黒潮を行く漁徳丸の船尾では黒潮
かつお祭りがはじまっています。
舞阪港のカツオ船は深夜に出港し、南の黒潮を目指します。
早暁から漁をし、午後1時過ぎの競り時間には舞阪港に戻らね
ばならない。 帰り時間までの短期決戦がはじまります。

8本の引き縄が順次に同時にと炸裂し、船に曳かれるもの、船
の速度を追い越して迫るもの、跳ねるものからみつくものを一本
づつ確実に船長は引き揚げていきます。

引き縄についた「潜行板」が躍り上がり浮かびます。
先人が工夫した潜行板とは、引き縄につけられると沈み、大きく
海中を左右に振る仕掛けとなり、その先につけた疑似餌「バケ」
を大きく泳がせてカツオを誘います。
そしてカツオがつけば潜行板は波間に浮かびあがってそれを知
らせるのです。

船長は海からカツオと潜行板を船中に引き抜くのです。
一匹が起す黒潮の騒動は、海の群れたちを刺激し、次々とカツオ
が残り七本の縄を追い、騒ぎはじめてゆくのです。
※取材協力:漁徳丸
2012年05月16日
舞阪港しらす漁 港の女は男を助ける力持ち

舞阪港を早暁5時に(このレポートは4/15のもの)出漁した舞阪
港のシロコ船(しらす漁船)第一冨士丸はいよいよ水揚げに戻り
ます。
遠州灘から今切口を過ぎ、向こうに弁天島のホテル群マンション
群が見える頃、船上はギリギリまでデッキ下のカンコウで冷やし、
鮮度を保ったボウラのしらすがデッキに並べられていきます。

冨士丸が獲ったしらすはまもなく港へ降ろされて鮮度のリレーが
はじまります。
遠州灘から船へ、船のカンコウからデッキへ、港で待つ漁師さん
の家族の女性たちへ、競り場へ、加工業者さんへと鮮度のリレー
が続いてゆくのです。

船が着けばボウラ三つを積む台車を持って港の女たち、漁師さん
のご家族が群がってきます。
お父ちゃんの、お兄ちゃんの夫の獲ったしらすを、競り場にいち早
く並べるために助けているのです。

ボウラは30kg以上の重さがあります。水揚げする男たちは次々と
台車にリレーし、女たちはその重いボウラを競り場にズラリと並べ
ていきます。
港は力持ちで明るい女たちの声が響きます。

鮮度のリレーは競り人(札読み)に仲買さんに渡され、札が入り、
野太い声で船ごと全ての量の合計金額と競り落とした名が告げら
れていきます。
落とした仲買(加工業者さん)はトラックを呼び、しらすを積み出して
いきます。港の女たちはそのトラックに積み込んでリレーを終えます。
そしてここからは加工業者さんが新鮮のバトンを持って走りはじめる
のです。
※取材協力:冨士丸
2012年05月16日
おはよう!弁天島 5月16日

昨日の雨がやみ、南浜名湖に爽やかな青い空が海に映ってい
ます。少し風がありますが、初夏の海風ここちよい弁天島です。
弁天島のシンボル赤鳥居の脚は瀬の上に立っています。
今日の干潮時刻は9:22分、弁天島前の潮は西から東へ下って
いきます。

浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す今切口には大き
な波が見えています。
舞阪サーフも新居サーフにも強く白い波が打ち寄せています。
舞阪港のお魚屋さんこと中一水産さんが、今日は舞阪港の漁
が全船休漁になったと教えてくれました。

弁天島海浜公園の潮干狩り桟橋では、干潮時刻を迎える瀬に
渡す船頭さんがお客様のために準備をしています。
干潮時刻の前2時間、後ろ2時間くらいまで潮干狩りが楽しめ
ます。
海の爽やかな風吹く弁天島、釣りに潮干狩りに散策にお出掛け
ください。
2012年05月16日
雄踏港 魚市場 タイワンガザミの季節

浜名湖の料理屋さんがこれを!とすすめる魚は「浜名湖もの」と
呼ばれる魚たちです。
雄踏(ゆうとう)港にガニの季節がやってきました。
5月12日の早朝、7時半からはじまる雄踏港市場は仲買さんと共
に詰め掛けた浜名湖ものを求める料理屋さんで満場の賑わいで
した。
話題を集めたホシガレイの競りに続き、揚がり始めた浜名湖のワ
タリガニたちに人気が集まります。
甲羅や脚が青いこのカニは、「タイワンガザミ」、ササガニに比べ
脚が長いこと、青いことが特徴です。

こちらの色が地味でやや小型なものは、タイワンガザミのメスです。
オスもメスも茹で、蒸し、焼きで甲羅が真っ赤に色づきます。
湯気があがるその甲羅を剥がして身にありつくのです。
「浜名湖もの」の自慢はガニにクルマエビに、コチにカレイ、ニシな
ど、浜名湖内の網漁で獲られているご馳走魚たちです。
いよいよガニの季節はじまる。タイワンガザミに続きササガニが登
場すれば、いよいよ南浜名湖に夏がやってきます。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所
2012年05月15日
弁天島乙女園 夕景に鷺の飛行艇

大きな写真はこちらから
南浜名湖の夕景は全てが刹那の景色、一瞬とも同じ色を保ちま
せん。その刹那を見るならば自ら海に立って見ることです。
私たちに海の一日の終わりを伝えようと舞阪海幸彦さんは海に
立っています。そして南浜名湖あそび隊!に託していただいてい
るのです。
昨日の今日、雨の一日の向こう側はきっとこんなに輝いていただ
ろうと、昨日の写真を2枚選びます。
「見えないけれどあるんだよ」と南浜名湖を伝えてみようと思うの
です。

漁師さんや釣り人のみなさんと浜名湖を分け合った鷺が巣に戻
っていきます。
飛ぶその姿は南浜名湖の夕景の中の「飛行艇」のように見えます。
海にその船腹を降ろして滑り、曳き波を作りそうなその姿です。
雨の一日の向こう側、きっと明日にはまた美しい色をした海が戻る
でしょう。
私たちはまるで飛行艇のような鳥たちと明日を待ちましょう。
そして舞阪海幸彦さんのように、きっと海を眺めてみることにいたし
ましょう。
※写真:舞阪海幸彦さん
2012年05月15日
舞阪 焼鳥肥後 ガニの季節が来たよ

舞阪港あたりの居酒屋は早いお店は4時にはのれんが掛かり、
提灯に灯が入ります。
朝早くから海で働く漁師さんは午後には仕事を終えますから舞
阪」は夜のはじまりが早い町なのです。

JR弁天島から斜めに舞阪に向う道、赤い弁天橋を渡りますと
向こうに赤い提灯が見えてきます。魚がうまい「焼鳥肥後」です。
今日の肴はいよいよ始まりました浜名湖の「ガニ」、浜名湖では
ワタリガニ類のカニを「ガニ」と呼んで親しんでいます。
朝の刺し網漁で揚がったばかりのガニが肥後に登場です。

一番後ろの脚先がボートのオールのように進化した泳ぐカニた
ちは潮に乗って浜名湖と遠州灘を行き来して成長します。
そしてこの季節から刺し網にどっさりとかかって楽しませてくれる
のです。
刺し網から一匹づつガニをはずす漁師さんは、ニッパーでハサミ
の片側を落とす、料理中にはさまれないようにと配慮されている
のです。

「今日は雨だ、ガニ食わせるから、今日はお休みにしたらどうだい」
肥後のオヤジさんにガニを見せてもらいながら事務所に戻る二
代目弁天小僧、疲れ気味ならばネタケースの中の焼鳥肥後の名
物「舞阪トンテキ」が効くのです。
早くもガニの登場、舞阪港近く焼鳥肥後はもう開店しています。
呑んで(る人がい)ます。
焼鳥肥後:静岡県 浜松市西区舞阪町舞阪2118-1-1
TEL:053-592-7920
2012年05月15日
さわやかウォーキング案内編(弁天島駅~乙女園編)

5/20(土)は、JR東海主催の、「さわやかウォーキング」が
弁天島駅スタート、舞阪駅ゴールのコースで実施されます。
タイトルは「舞阪の潮風と旧東海道歴史探訪」
チャリ旅案内人、初代弁天小僧・鈴木が一足先にご案内します。
駅を出ての左側に自動販売機が設置してます。
水分補給の準備を忘れずにスタートしましょう!

駅を出て、左側(豊橋方面)に歩きます。
反対車線側には、昨年リニューアルオープンした、ホテル
THE OCEAN、日帰り入浴も利用できます。
マンションを挟んで、コンビニ(サークルK)があります。
この先に、お店はありませんので、飲み物、おやつ等は
こちらで買うと良いでしょう!

浜名橋を渡り、橋を挟んで異なる浜名湖の風景、鉄橋を渡る、
新幹線、電車を眺めながら散策を楽しんでください。
弁天島駅は、3つの鉄橋でつながり、ここは2番鉄橋と呼ばれてます。

新幹線は大人になっても見るだけでもワクワクします。
時間が合えば、在来線との並走シーンも見れるかもしれません。
景色を楽しみながら、シャッターチャンスを待つのも楽しいですよ!

橋を渡り、右折します。*階段を降りないようご注意下さい!
交差点はカーブの出口に当たり、見通しが悪いので不用意に
反対側の歩道に横断するの、危険です。
鉄橋の下を通り、頭上を通過して行く、新幹線も迫力ありますよ!
歩道を進みながら、最初の交差点を左折します。

無料駐車場の案内板を目印に左折して進みます。
こちらも、カーブ出口で見通しが良くありません車に注意して
横断して下さい。
直進すると浮見堂のある乙女園、魚藍観音像につきあたります。
途中、右側の芝生に乃木将軍の銅像がございます。
*浮見堂は補修工事中の為、当日は立入り出来ないかも
しれません。

景色を楽しんだ後は、来た道を戻りながら、海浜公園を
目指しましょう!

浜名橋を渡り、横断歩道を渡ると海浜公園の入口です。
ご案内は続きます。
、
弁天島駅周辺、お土産情報です。
駅を出て右手に進み、線路の高架をくぐり5分程歩くと
丸昌河合商店さんがございます。
お問合せ:JR東海テレフォンセンター
TEL 050-3772-3910(06:00~24:00年中無休)
2012年05月15日
舞阪港カツオ漁 カツオを絞める

舞阪港を深夜に出港し、南の黒潮を目指すカツオ漁、漁徳丸は
黒潮の上を行きます。
カツオ漁船はほとんどが一人での漁、見張りから操船、釣りあげ
から保存まで船長はひとりでこなします。

船尾の引き縄にヒットしたカツオを見て船長は引き縄を引き上げ
ます。
この季節のカツオはまだ小型が多く、1.4キロ~2キロの間、ビリ
ビリッと震える黒潮の子は船長の手に収まります。

意外なほど大きなカツオの口にハリがかかり、つかまれた手に
黒潮の子、カツオの震えがつたわります。
このカツオに釣り上げて即、手間を加えるのが舞阪のカツオがモ
チガツオとされるゆえんです。

尾と体を持った船長はカツオの目の上、カツオの後頭部を船尾に
「ガツン」と叩きつけます。
これでカツオは即時に絞められて、その身そのままに鮮度を保つ
ことになるのです。
一本釣りなどと違い、この手間を一匹づつにかけていることが舞
阪のカツオのうまさの秘訣なのです。
2012年05月15日
舞阪港しらす漁 網は漁師の心を表す

遠州灘の漁場で最後の網を揚げた第三冨士丸はシロコ(しらす)を
カンコウ(デッキ下の氷で冷やした保管庫)に満載して舞阪を目指し
ます。
袋網は粗い網と繋がれて船尾の巻車に巻かれていきます。
「待て!」とマサユキさんが巻車をとめたのは網にわずかのほつれ
を見つけたからでした。
針と糸で手際よくほつれを縫ったマサユキさん、わずかのほつれを
許さず網を大切にする漁師さんの心意気を見せていただきました。

巻車は全ての網を巻き終わり、ヒロさんが巻車を止めるサインを出
せばもう南浜名湖の入口、今切が見えてきます。
最後の網揚げから帰路も休ますに働く乗り子さんたちの作業はいよ
いよ水揚げ準備にかかります。

ここが浜名湖の入口、舞阪側から長く遠州灘に突き出た先端の赤灯
台です。
ここが最後の難所、今切口、わずか幅200mで浜名湖が海とつながる
海流の強い海道です。

国道一号線浜名バイパスの浜名大橋を過ぎれば遠州灘の波が及ば
ない海、浜名湖、第三冨士丸はいよいよ舞阪港に戻ります。
※取材協力:冨士丸
2012年05月15日
雄踏港 超高級魚 ホシガレイ

南浜名湖の港は、舞阪港・新居港が遠州灘の魚を、雄踏港・鷲
津港は「浜名湖物」と呼ばれる湖内のご馳走魚を水揚げしてい
ます。
5月12日(土)の市に並び、話題となったの超高級魚がこの魚。
「ホシガレイ」です。
容器いっぱいの大きなホシガレイは、その名のとおりヒレに黒い
星を持っています。またマツカワガレイの仲間として肌は松かさ
のような模様を持っているのが特徴です。

このホシガレイは浜名湖内の刺し網で獲られたものです。
ズラリと並ぶ浜名湖物のホシガレイの登場に市場
は一層活気があがりました。
浜値でも驚くほどの値段のホシガレイ、ブランドともなっている浜
名湖物の実力を見せていただきました。

雄踏港は浜名湖ロイヤルホテルが見える静かな港です。
静かな港は競りとなれば、浜名湖物を扱う料理屋さん、職人さ
んが競りの行方を見定める浜名湖物の実力市場なのです。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所
2012年05月14日
弁天島乙女園 ついばみの夕景

南浜名湖に漁をするものは、漁師さんばかりではありません。
さざなみの海を夕餉の場にする鷺はブロンズに染まる夕景の
漁師、浜名湖の豊かを共有しているのです。
小さな魚たちは鳥たちの取り分となるでしょう。大きな魚は大
切な浜名湖物として、漁師さんに釣り人さんに分けましょう。
南浜名湖の大きな自然の中で私たちと鳥は共に暮らしている
のです。

※大きな夕景はこちらから
春までは海に沈んでいた南浜名湖の夕陽は、初夏には向こう
のお山に沈みます。
海ほどとも思う私たちの浜名湖を染めて沈んでいきます。
鷺と一緒に漁をする、そして一艘の船が景色の中にプカリと浮
かんでいるのです。
どんな色にも染まる美しい海、浜名湖を私たちは愛しているの
です。
※写真:舞阪海幸彦さん
2012年05月14日
舞阪港カツオ漁 漁徳丸 モチガツオのベッド

舞阪沖遠い南の海、黒潮の上に八本の縄を曳く漁徳丸の船尾で
早暁の黒潮のカツオ祭りがはじまります。
カツオ船はイワシなどを追いつめたなぶら(海が小魚などで湧きか
えること)に群れる鳥がつくるトリヤマを探しますが、この日は鳥が
全く見えません。
エージ船長は「底当たり」と呼ぶ、勘と運にまかせて船を走らせて
いきます。
04:50分、まだまだ青白んだ海に曳く縄にカツオは食い、青白い
炸裂をはじめます。

この日、最初の黒潮の子「カツオ」が釣りあがります。
舞阪のカツオは釣れてエージ船長の腕に抱かれた瞬間に締めら
れています。
余計に暴れさせず、即時に絞めることでその肉の鮮度を保ち、ひ
きしめる舞阪のモチガツオは船の上でその値打ちを決めています。

舞阪のモチガツオたちは、釣れてなお大切にされています。
船尾デッキ下のカンコウの中に氷が敷かれ、カツオが並べるぶ厚
いスポンジが広げられています。

その黒潮のベッドは、やさしく並べられて傷がつくこともなく、また
あのカツオの特徴、美しい縞模様を保って舞阪港に戻るのです。
まだ朝ははじまったばかり、このベッドは何段もの寝床となってカ
ツオたちが詰ってゆくのです。
※取材協力:漁徳丸
2012年05月14日
舞阪港しらす漁 海の洗濯機 乗り子の力

遠州灘広くしらすを追ったシロコ漁が終わり、舞阪港に向かって
第三冨士丸は進みます。
いくつかに分けられた袋網を船尾から垂らし、海の洗濯機に晒し
て進む冨士丸は海風の中、船尾にズラリならんだ舞阪の漁師さ
んの清潔への心意気を感じています。

船の曳き波は巨大な海の洗濯機の水流です。その水流の中の網
をグルリと返しながら網についたしらすやゴミを徹底的に落とします。
海水を放出するホースも加わり、網は明日のシロコ(しらす)のため
だけに用意されるのです。

網をとりこみ、裏返された網を戻していきます。
舞阪漁師の誇りであり、道具、相棒である網はまっさらとなりました。

表にかえされた網は大きなファスナーで繋ぎ合わされます。
第三冨士丸の巻車が完璧な袋網が巻かれるのを待っています。
明日の漁のための網が完成するのを待っています。
※取材協力:冨士丸







